福岡県柳川市議会は、国会及び政府に対し、中国におけるウイグル人等への人権弾圧をめぐり、諸外国と共に毅然とした対応をとることを要請する意見書を全会一致で採択しました。
 また意見書では、臓器狩り問題にも触れ、今年6月、国連人権理事会による「中国当局がウイグル人やチベット人の囚人、中国政府が非合法化している法輪功の関係者などから、同意を得ずに臓器を摘出している懸念がある」との報告書の一節を引用しています。

【21/12/15 福岡県柳川市】「中国政府によるウイグル等への人権侵害に関する意見書案の提出」の、本会議にて全会一致で採択

 福岡県柳川市議会は、国会及び政府に対し、中国におけるウイグル人等への人権弾圧をめぐり、諸外国と共に毅然とした対応をとることを要請する意見書を全会一致で採択しました。

 また意見書では、臓器狩り問題にも触れ、今年6月、国連人権理事会による「中国当局がウイグル人やチベット人の囚人、中国政府が非合法化している法輪功の関係者などから、同意を得ずに臓器を摘出している懸念がある」との報告書の一節を引用しています。

 今回発議いただきました柳川市議会議員 緒方寿光先生および、同市議会議員の皆様、並びにご協力いただきました近藤氏・関係者の皆様には心より感謝いたします。

また、同時期に、大阪府議会や宮城県議会などで中国人権問題をめぐる意見書が可決されています。

 17日に全会一致で可決した大阪府議会の意見書では、人権活動家の拘束停止やウイグル人等の少数民族の権利を守るよう中国政府に求める国連人権理事会の勧告などを挙げ、主要国とともに国際世論の包囲が重要だと指摘しています。

 15日に採択された宮城県議会の意見書では「世界の状況にもかかわらず、日本政府は『懸念をもって注視』といった発言にとどまり、これまで人権問題について取り組んできた本県議会としては政府の対応は到底容認できるものではない」と強いメッセージを送っています。

 

※採択された意見書(PDF)

 

関連記事:

 

【産経Biz】「中国の人権弾圧を非難せよ」 大阪府議会が意見書https://www.sankeibiz.jp/article/20211217-WJN6GYCHGZKL3IVNZCVQE243ZY/

 

【大紀元】大阪府議会や宮城県議会などで中国人権問題をめぐる意見書可決
https://www.epochtimes.jp/p/2021/12/83598.html