欧州議会議員ピーター・ヴァン・ダーレン氏が、2月15日に欧州議会の本会議で行われた人権に関する年次報告書の討議での スピーチ「世界の人権と民主主義に関する報告書」で中国における臓器狩りを取り上げました。

【欧州議会】欧州議会議員ピーター・ヴァン・ダーレンが欧州議会本会議で中国の臓器狩りへの対応を訴える

 
欧州議会議員ピーター・ヴァン・ダーレン氏

 

 欧州議会議員ピーター・ヴァン・ダーレン氏が、2月15日に欧州議会の本会議で行われた人権に関する年次報告書の討議での
スピーチ「世界の人権と民主主義に関する報告書」で中国における臓器狩りを取り上げました。

スピーチでは、
 私たちの加盟国では、死んだ後、自分の臓器をどうするかは、私たち自身が決めることができる。しかし、中国ではそうではない。多くの良心の囚人が、商業的な臓器移植のため、毎年処刑されている。囚人たちは、しばしば宗教や政治的信条を理由に有罪判決を受けることがある。これは極めて重大な人権侵害である。
 国連は、中国が国連加盟国であるため、調査をしようとしても妨害され行動を起こせないが、欧州連合(EU)は、中国政権によるこうした拷問行為に対して、例えば経済制裁などの措置を取ることができる。
 この報告書では正しく人権を促進し、保護することを望んでいる。しかし、中国におけるこの深刻な人権侵害は、依然として公表されていない。だからこそ、私は繰り返し、中国における臓器狩りについて、この場で話す必要があるのだ・・・・

等と述べられています。

【ETAC】MEP Mr Peter van Dalen Addresses Organ Harvesting at European Parliament Plenary ※英語