ベトナムの中越国境で臓器目的の誘拐事件が発生、現地警察が各学校に通達文を出して警告しています。

ベトナムの中越国境で臓器目的の誘拐、現地警察が警告

 

お知らせ  

各区  Si Ma Cai県にある各学校 宛て

2016年7月27日にLao Cai省の警察から以下のNo. 1177/CAT-PV11の公文書が届きました。  ベトナム-中国の国境周辺にあるHa Giang省は2016年の最初の6か月に拉致、臓器狩り(肝臓、腎臓、心臓、目、…)の事件が16件発生しました。確認した結果、犯人は3~5人の中国人グループであり、車 (登録番号なし)を使ったことが分かりました。犯人たちは老人、子供のいる家族、課外活動を行う学校の学生、一人で家畜の放牧に行っている子供などに注目して拉致し、車にのせ、人通りの少ないところに連れて、臓器狩りをしました。 この犯罪を効率的に防止するために、県の警察指導者は、各区の警察、学校がこの犯罪の仕組みについて全人民、全学生に知らせるようにお願いします。また、国境に行くときに一人ではなく3~5人のグループで行くように指示をお願いします。上記に述べたような行為がある容疑者を発見したら、至急に県の警察までお知らせください。

県の警察長

Trinh Minh Phu 大佐

 

現在ベトナムの警察署が中越国境地域の各学校に配布している通達文です。

この地域では2016年前期、16件の誘拐事件が発生し、犯人はいずれも3-5人の中国人グループでした。

拉致された子供や学生が車中で臓器を抜かれる臓器狩りの被害に遭っています。

中国の臓器狩り犯罪は、遂に国境を越え、外国にまで被害者を出すに至っています。