東京有楽町交通会館にて、三省堂書店(有楽町店)の主催で、英国よりイーサン・ガットマン氏の来日講演会が開催されます。同氏は、ワニプラス出版の「臓器収奪―消える人々」著作者で、中国専門のアナリスト、人権問題の調査者、2017年ノーベル平和賞の候補者に推薦されています。 昨今、国内では、NPO法人による渡航移植のあっせんに関する話題が取り上げられています。記事によれば、コロナ前には中国での移植をあっせんした経歴もあったようですが、残念ながら、中国の臓器移植問題の状況について詳しく触れられていませ・・・


【2023/3/4 東京有楽町交通会館】イーサン・ガットマン来日・講演会のお知らせ

 

 

  

 

 東京有楽町の交通会館にて、三省堂書店(有楽町店)の主催で、英国より来日したイーサン・ガットマン氏の講演会が開催されます。同氏は、ワニプラス出版の「臓器収奪―消える人々」著作者で、中国専門のアナリスト、人権問題の調査者、2017年ノーベル平和賞の候補者に推薦されています。

 日本国内では、NPO法人による渡航移植のあっせんに関する話題が取り上げられています。記事※によれば、そのNPO法人がベラルーシでの肝臓移植をあっせんした案件で逮捕されており、コロナ前には中国での移植をあっせんした経歴もあったようですが、残念ながら、中国の臓器移植問題の状況について詳しく触れられていません。

 

 中国での臓器移植問題が2006年、カナダの調査者によって明るみになりましたが、イーサン・ガットマン氏もそれとは独立して調査を行い、同じ結論を出しています。
 イーサン氏は、さらに深く掘り下げて調査を行っており、中国の警察幹部、臓器収奪に直接関わった医者等、被害者側ではウイグル・チベット・法輪功の学習者等、100人以上もの関係者から聞き取りを行い、「どうやって」臓器が収奪されるのか、「なぜ」臓器が収奪されるのかを追及し、米国ワシントンDCでの公聴会、英国民衆法廷など、国際的な様々な場所で、この問題の実態を報告しています。

 

 

 

この機会に、多くの方に参加いただき、この問題を知っていただければ幸いです。

どなたも是非ご参加ください。

 

※関連記事

【読売新聞】臓器の海外仲介20年野放し、団体は国内に複数存在…法の不備を国会で議論へ
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230219-OYT1T50107/

 

【朝日新聞】臓器、無許可あっせん容疑 海外移植 NPO理事逮捕
https://www.asahi.com/articles/DA3S15551139.html

 

【毎日新聞】ベラルーシでほか2人も臓器移植 摘発NPO関与 無許可あっせんか
https://mainichi.jp/articles/20230210/k00/00m/040/332000c

 


 

【開催日】
2023年3月4日(土) 13:30開場 14:00開演

会場

東京有楽町 交通会館3階 第一会議室B 

住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目10−1


【イベント内容】

・イーサン・ガットマン氏の講演とQ&A(約1時間)
・2ショット撮影 ※希望者のみ

 

【参加費】
2,750円(税込)

※参加者には、書籍『臓器収奪ー消える人々』(ワニ・プラス)の
 著者サイン入り本を贈呈いたします。

 

【お申込み】

「イーサン・ガットマン氏の来日記念 講演会」(告知サイト:イベント・レジスト)
https://eventregist.com/e/b0LudbjjrrgC

 

【主催者】

三省堂書店有楽町店

メールアドレス:
yurakucho(a)mail.books-sanseido.co.jp

電話番号:
03-5222-1200

 


 

イーサン・ガットマン氏のプロフィール

米国公聴会で話すイーサンガットマン氏
 

 中国専門のアナリスト。
人権問題の調査者。共産主義犠牲者記念財団(VOC)中国研究の上席研究員。中国での臓器移植濫用停止ETAC 国際ネットワーク(※)共同創設者。

 The Wall Street Journal Asia、The Weekly Standard、National Review、Investor’s Business Dailyなどに寄稿。米国議会、CIA、欧州議会、国連で報告。ロンドン、オタワ、キャンベラ、ダブリン、エジンバラ、プラハ、エルサレムで証言。ブルッキングズ・インスティテューションの元国外政策研究アナリスト。PBS、CNN、BBC、CNBC に出演。2017 年のノーベル平和賞候補者に推薦される。

 

 2004 年のLosing the New China(新中国の喪失)刊行後、中国のインターネット監視システム、労働改造制度、欧米のビジネスと中国の安全保障上の目的との接点に関するガットマンの研究が、注目されるようになる。


 第2作にあたる『臓器収奪―消える人々』の原著The Slaughterは2014 年にアメリカで刊行

 

 2016 年、調査報告書「中国臓器狩り/消える人々《更新版》」を共著。中国国内の数百件の臓器移植プログラム、メディア報道、公的なプロパガンダ、医療雑誌、病院のウェブサイト、アーカイブされた大量のウェブサイトの丹念な詳査を基礎とする影響力のある報告書となった。

 現在は、中央アジアのウイグル人、カザフ人難民への個人的なインタビューに基づいた本を執筆中。

 

※ ETACはオーストラリアで登録されているNPOで2018-19年に行われた「中国(臓器収奪)民衆法廷」を委託した機関。

 
【2016年】イーサン・ガットマン 中国の臓器移植に関する報告
※ETACのYoutubeチャンネルより