2021年3月に、京都において、国連薬物犯罪事務所(UNODC)主催、第14回 国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)が開催されました。

その補足会議で、カナダのデービッド・マタス人権弁護士が講義され、「臓器取引と臓器摘出を目的とした人身取引」 と題する講義で、UNODCの条約と議定書が中国には機能しないことを指摘しました。

2021年3月 京都コングレス(国連犯罪防止刑事司法会議)にてデービッドマタス氏が補足会議

 

 

 

2021年3月に、京都において、国連薬物犯罪事務所(UNODC)主催、第14回 国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)が開催されました。

 

その補足会議で、カナダのデービッド・マタス人権弁護士が講義され、「臓器取引と臓器摘出を目的とした人身取引」 と題する講義で、UNODCの条約と議定書が中国には機能しないことを指摘しました。

 

臓器収奪を取り締まるに相応しい『国際組織犯罪防止条約』と『人身取引防止に関する議定書』  の紛争解決の項目に、「留保」と呼ばれる、条約が自国に適用しない仕組みを中国が宣言しているため、締約国が 「中国は間違っている」と言えない状況にあります。マタス弁護士は、これまでの個人的な体験も踏まえ、「国際的な臓器取引と移植ツーリズムの根絶に関心があり、UNODCに来た者は、間違った場所に来ている。真剣に臓器取引を撲滅しようと考えているのなら、別の場所に行くべきである」と手厳しく講義を結んでいます。

 

◎邦訳原稿リンク

http://jp.endtransplantabuse.org/2021-kyotocongress-matas/

 

◎補足会議の映像(34:21)

https://youtu.be/7RavuVDMqoQ

 

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1)大紀元「人身取引、臓器摘出、拷問…中国共産党の悪行を国連は座視している=人権弁護士」

https://www.epochtimes.jp/p/2021/03/69954.html