【速報】横浜市会 不正な臓器取引等の防止を求める陳情書 採択

 この度、令和7年5月30日に一般社団法人「中国における臓器移植を考える会」(代表・丸山治章)から横浜市会へ提出いたしました「臓器移植に関わる不正な臓器取引や移植目的の渡航等を防止し、国民が知らずに犯罪に巻き込まれることを防ぐための環境整備等を求める意見書提出の陳情」について、令和7年9月25日の市会本会議において、「趣旨に沿うこととします」との結果で採択されました。

 

横浜市会議事堂(公式サイトより)

 これにより、横浜市会から国会及び政府に対し、臓器移植の適切な環境整備を求める意見書が提出されることとなりました。

 この採択は、臓器移植をめぐる人権侵害や医療倫理の問題に対し、横浜市議会が真摯に向き合い、国際社会と足並みを揃えた対応の必要性を認めていただいた結果と受け止めております。

 採択に至るまでには、多くの皆様のご理解とご支援がありました。市会議員各位におかれましては、採択という形でご賛同いただきましたこと、心より感謝申し上げます。また、当会の活動を支えてくださっている会員の皆様、賛同者の皆様に、深く御礼申し上げます。

 今回の横浜市議会での採択は、重要な一歩ではありますが、これはまだ始まりに過ぎません。当会は引き続き、以下の活動に取り組んでまいります。

全国の地方議会への働きかけ
 他の自治体議会においても同様の意見書提出を求める活動を展開してまいります。

国民への啓発活動の強化
 臓器移植をめぐる国際的な状況や、渡航移植のリスクについて、より多くの方に知っていただくための情報発信を続けます。

国会及び政府への働きかけ
 地方議会からの意見書提出を後押しに、国レベルでの法整備や環境整備の実現を目指します。

引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。本件に関する報道関係者の方からのお問い合わせは、メールにてお願いいたします。