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Stop Medical Genocide!
(中国の医療虐殺を止めろ!)
SMGネットワーク(中国における臓器移植を考える会)
事務局通信 [2]
平成30年7月25日
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昨日に続き、SMGネットワークの近況を報告させていただきます。
地方議員ネットワークの活発な展開を受け、今度はいよいよ国会へ働きかけるべく、SMG事務局の根本、佐藤、野村が、中国臓器移植問題に深い関心を持つ山田宏参議委員議員を訪ね、今後の方針について助言をいただきました。
山田先生の方でも移植ツーリズム問題に詳しい医療関係者との懇談を踏まえ、今後非人倫性の疑われる中国への移植渡航廃絶のため、以下3点の提案をくださいました。
①臓器移植法にある「あっせん」と「あっせんをしようとする者」の定義を明確にすること。
(日本の臓器移植法では移植希望者に臓器提供者を斡旋して代金を受け取る行為を禁じているが、現在中国への移植渡航を斡旋する業者は渡航手続き等の「代行」といった名目でレシピエントから代金を受け取り、違法性はないとしている)
②無許可斡旋業者への適正な処罰実施
(現在、海外への移植渡航を斡旋する無認可の斡旋業者がネット上に堂々と広告を出し、報酬を受け取っている模様だが、現在までのところこれが処罰されたケースはない)
③医療機関における対応マニュア整備
(移植ツーリズムで手術を受けた患者が突然来診した際の対処は、現在、個々の医療機関の判断に委ねられている)
現実的に移植渡航の廃絶のためには、法改正の前にまず移植ツーリズムに関し国内の環境整備から――という山田先生のご意見でした。❏