デービッド・キルガー氏が逝去されました。

マタス氏より、追悼文が発表されています。 4月5日、デービッドがなくなった。安らかに眠るよう祈るが、彼は眠らないだろう。彼の精神は常にこの地球の残虐行為に対して苦しみ続け、加害者に対して永遠の怒りを燃やしつづけ、忍耐力が試され続けることだろう。同時に、終わりのない犠牲者を常に抱擁し、永遠に懸念していくことだろう。

デービッドキルガー氏が逝去されました。

2006年のデービッド・マタス氏との調査から、現在まで長年の中国の臓器移植問題に取り組んでこられていました。

2018年の弊会の発足式の際、ご来日いただき、ご講演いただきました。

＜デービッド・キルガー氏プロフィール＞

人権擁護家、元カナダ国務長官アジア太平洋担当、検察官、法律家、作家、コラムニスト。

（1970-72年）バンクーバー市の検察官助手、オタワの司法省の租税訟務課、故郷マニトバ州のダーフィン地区の検察官

（1972-79年）エドモントン州アルバータ州エドモントン検事総長

（1979年）カナダ下院議員に当選以来、アルバータ州エドモントン南東地区で7回当選。議会では全下院委員会の副議長、議長を務める。

（1997-2002年）ラテンアメリカ＆アフリカ担当国務長官

（2002-2003年）アジア太平洋担当国務長官

マタス氏より、追悼文が発表されています。

4月5日、デービッドがなくなった。安らかに眠るよう祈るが、彼は眠らないだろう。彼の精神は常にこの地球の残虐行為に対して苦しみ続け、加害者に対して永遠の怒りを燃やしつづけ、忍耐力が試され続けることだろう。同時に、終わりのない犠牲者を常に抱擁し、永遠に懸念していくことだろう。

デービッドを知る者は、皆、彼がいなくなった寂しさを感じる。しかし、彼はいなくなってはいない。無関心と共感の違い、たわ言と誠実の違い、妥協することと毅然と立ち向かうこととの違い、まあまあ良く行うことと真の善行の違いを示した彼の生き様は、我々の中に生き続けることだろう。彼は私たちの一部となっただけで、いなくなったわけではない。

弊会スタッフ一同、心よりご冥福をお祈り申し上げます。