コロナの状況より、定数の約半分の制限とさせていただいておりましたが、 お忙しい中、国会議員・地方議員の先生方、報道関係者の方々、その他多くの方にご参加いただき、 また、関心をお持ちいただき、誠にありがとうございました。 会では、弊会代表 加瀬からのスピーチ、国会議員の先生方によるスピーチ、浜松医科大学の先生による講演、国際調査組織による調査映像、参加いただいた地方議員の紹介、SMGのこれまでの歩み、日本ウイグル協会からのウイグルの状況のご説明が行われました。

SMGネットワーク3周年記念集会開催のご報告

 

 コロナの状況より、定数の約半分の制限とさせていただいておりましたが、

お忙しい中、国会議員・地方議員の先生方、報道関係者の方々、その他多くの方にご参加いただき、

また、関心をお持ちいただき、誠にありがとうございました。

 

以下にて、集会の内容について、紹介いたします。

※写真提供:森本氏

 
 
 
 
 
 

冒頭の挨拶では、代表の加瀬より 中国共産党政権は臓器移植を国の収益事業として行っていることに言及し、諸外国では臓器移植のために渡航することを禁じているが、日本ではなぜか禁止されていないと疑問を投げかけました。

 

そして、中国共産党政権の拡張政策に触れ、ウイグルや香港で現在起きている人権侵害は「明日台湾で起こることであり、明後日には日本の問題になる」「今日ウイグル自治区で起こっていることは、明日の日本で起こりうること」と考えなければならないと述べました。

 

また、次の国会議員の方々にご参加いただき、スピーチをしていただきました。

 

参議院議員 山田宏 先生

衆議院議員 原田義昭 先生

衆議院議員 笠浩史 先生

衆議院議員 長尾敬 先生

参議院議員 片山さつき 先生

 

山田宏議員からは、ウイグル、南モンゴル、チベット、香港など中国共産党による人権弾圧について並べ、「このおぞましい全体主義政党が倒れないと、世界が平和にならない」・・・「コロナ禍のなかで、全世界が中国共産党政権とはなにかをはっきりわかった。今こそ臓器の問題を超党派で手を携えて、しっかりメジャーな問題にしていきたい」と話しました。

 

原田義昭議員は、「このような事が行われているということについて、怒りをもって訴えていかなければならない」と強調しました。

 

笠浩史議員は、政府のみならず、国会議員も中国人権侵害問題は許されないと国際的なメッセージを発出するべきだと述べ、引き続き、超党派で国会の決議を出す努力を続けると述べました。

 

長尾敬議員からは、「もっと皆さんの怒りを議員にあるいは行政に、遠慮なくぶつけてほしい、残念ながら我々は少数派ですが、この運動に関わる皆さんの意見を何とか実現したいと思っています。」と述べられました

 

片山さつき議員からは、「全体主義がどんなに恐ろしいか世界に知られつつあります、つまり異論や異文化が許されない、これは鳥肌問題です。・・・この政治構造を変えるのは、一筋縄ではいかない」と述べられました


 
 

浜松医科大学より、浜松医科大学医学部 医療法学教授 大磯義一郎先生

より「我が国における移植ツーリズムの現状と対策」をテーマに講演いただきました。

 

2015年1月22日、中国で腎臓移植を受けた患者が、フォローアップ治療のために浜松医科大学医学部付属病院を受診後、治療を継続できないとしたのを受け、応召義務違反に当たるとして提訴しました。

 

この時の状況を解説いただきました。

 

話によれば、当時中国の医師からの紹介状はたった数行しかかかれておらず(移植手術ではありえないそうです)

さらに、日本では約15年かかる所が、中国では、たった39日後に33歳女性のドナーが見つかっているとのことで

これもありえないことだとお話しされていました。

 

【m3】浜松医大が高裁も勝訴、「渡航移植患者の診療継続拒否」裁判

https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/676850/

 

また、今後の渡航移植の考えられる対策として、以下の2点を挙げられました。

 ①「あっせん」の定義の明確化 海外へのあっせんも当然に許可が必要であることを明記

② 渡航移植も含めたデータベース管理によるトレーサビリティの確保


 
 

国際NGO 法輪功迫害追跡国際組織(WOIPFG)による 2020年1月に行われた臓器狩り問題の電話調査による映像が流されました。

 

調査映像では、移植が必要な患者側の関係者を装い、第4軍医大学付属西京病院の李国偉医師に直接電話で話しをして

証言を引き出している様子が録られています。

 

https://youtu.be/63xrwSR3Q9M?t=85

 

<一部抜粋>

医者:・・・20歳代も不可能ではありません。15から20歳も可能です。運次第です。

 

調査者:この臓器は、法輪功の人の臓器でよいですね。

 

医者:意味が分かりますが、ここでは法輪功など、言いません。
「質の良い臓器で、持病が無い」としか言いません。

 

調査者:わかりました。もう1つ聞きたいことがあります。・・・・
法輪功の場合でも、臓器には問題あるときがあるようです。なぜかと言えば、法輪功を放棄させるときに、ひどい拷問を加えているようです。(法輪功を止める保証書)書かせられますが、書かない人が多く、断食で講義する人もいます。すると臓器にダメージを受けてしまいます。

 

李:あなたの言っていることの意味が分かりますが、その時になって、あなたが見る度胸が有れば、臓器提供者がこちらの病院にいる時に、その人が病床にいる状態を見せても良いです。当然、摘出時は見せられません。

・・・・・


 
 
 
 

地方からは、

 

大阪府 泉南市議会議員 添田詩織先生

広島県  広島市議会議員 山路英男先生

神奈川県 綾瀬市議会議員 笹間昇先生

神奈川県 茅ヶ崎市議会議員. 水島誠司先生

 

に参加いただきました。

 

添田議員は、「中国は覇権国家で、その手は日本にも及んでいる。李鵬首相の時代から、2035年には日本はつぶれると言ってきた。このことについて日本国民に危機感を抱かせないメディアと政府はおかしい。危機感を持つべき」と警鐘を鳴らしました。


 
 
 
 

 日本ウイグル協会より、レテプ・アフメット氏、ハリマト ローズ氏、グリスタン・エスズ氏より

ウイグルの状況をお話しいただきました。

 

アフメット氏からは、「私たちのために中国とケンカしてほしい、と呼びかけているのではない。非人道的な犯罪に手を染めている相手に対して、ビジネスさえうまくいけば、あるいは交流さえうまくいけば良いという考えかたはどうなのだろう」と呼びかけました。

 

また、多くのウイグル人が強制収容所で亡くなっている事、その後に遺体が戻ってこない事、その他に沢山の子供が行方不明になっていること等に触れられました。最近の事例として子供が誘拐されて、その後に見つかった遺体から臓器が取られていた事について述べられました。

 

ローズ氏からは、ウイグルでは多くの場所に監視カメラが設置されているが、行方不明になっている子供をどうして警察は見つけないのだろうかと述べられました。

またローズ氏の友人で2019年まで日本に在住していた30歳くらいの東京の大学院を卒業したウイグルの方がいて、父親が強制収容所に入れられたのを受け、ウイグルに戻った所、その後2020年にその方が死亡したことをニュースで知った話などが紹介されました。

 

【日本から世界を読む】3周年記念集会ライブ映像

https://www.youtube.com/watch?v=DMiaN3UsU18

 

 

【大紀元】「中国とのケンカを呼びかけているのではない。世界中で非難している人道犯罪を非難して」人権組織SMGが3周年、日本の人道問題への取り組みを後押し

https://www.epochtimes.jp/p/2021/03/70782.html