台湾にて2020年度 中国での臓器狩りを制止する 国際ポスターコンテストの受賞式が開催されました。

台湾 2020年度 中国での臓器狩りを制止する 国際ポスターコンテストの受賞式が開催

 

 

台湾で台湾国際臓器移植関懐協会主催(共催:韓国臓器移植倫理協会、後援:SMGネットワーク)の下、2020年度 中国での臓器狩りを制止する 国際ポスターコンテストの受賞式が開催されました。70の国と地域から1049点の応募がありました。

アメリカ、スウェーデン、イタリア、日本、韓国、タイなどの国際審査員を招き、最終的に49作品が選ばれ、最優秀賞、優秀賞、人気賞、入選賞が授与されました。

 

金賞はイランのBahram Gharavi Manjili、銀賞は日本の大橋輪さん、銅賞はブラジルのvve design studioでした。金銀銅の受賞者にはそれぞれ20万元(約74万円)、8万元(約30万円)、5万元(約18万円)が授与されました。

 

以下は韓国臓器移植倫理協会、DAFOH(臓器強制摘出に反対する医師の会)等各会代表からのメッセージ

 


韓国臓器移植倫理協会 イ・スンウォン会長:
韓国では「臓器移植法改正案」により移植ツーリズムは断ち切られつつある、今回のコンテストに出展された1000以上の作品は、受賞か否かに関わらず、正義の側に立とうとする参加者の真心の表れだ。私たちは一丸となって邪悪に立ち向かう必要がある。

DAFOH 法律顧問 朱婉琪弁護士:

参加者たちは人権の擁護者である。そして、台湾国際臓器移植協会は台湾における立法を推進するうえで大きな役割を果たした。また、法整備を行うという国際的な趨勢を各国に紹介することで、多くの支持を得ることもできた。

 

弊会代表 加瀬英明:
米国、カナダ、イギリス、台湾、韓国などでは国民が中国で臓器移植を受けることを禁止しているが、日本政府は見て見ぬふりをしている、そのため多くの日本人が中国で臓器移植を受けている現実がある・・・日本と台湾は運命共同体だ。中国共産党の人権侵害に対抗するために、日本と台湾が肩を並べて闘うことを望んでいる

 

入賞作品の紹介:

 

Red Wound/SeriesX3 (赤い傷跡 シリーズ X 3) ※金賞

受賞の言葉=Bahram Gharavi Manjiliさん (イラン)

「被害者はそれぞれの考えや意見が異なるため、傷跡や縫合の仕方が異なります。 これは非人間的な光景です。 私の作品には、術後の縫合という形での“臓器狩り“の残酷な実践が見て取れます。 このイベントや類似のコンテストに参加するには、芸術的でグローバルな視野を持っているだけでなく、人道的で思いやりのある資質が必要です。 受賞者全員が人間性への関心と責任感を示しています。」

 

Reserved(予約済) ※銀賞

受賞の言葉=大橋輪さん (日本)

「この大会に参加できたことを心の底から嬉しく思っています。 今回のコンクールを通して、臓器狩りについて、考え、知ることができ、とても勉強になりました。 今回の作品のモチーフは子どもです。現在中国では多くの子供たちが日々臓器狩りの被害にあっています。彼らの親もまた、捕まらない犯人に一生苦しめられています。そんな中でも被害者や被害者の家族のことを知らない方達がいます。彼らのために私達ができることは“伝える”ということです。私の作ったポスターが、人々が臓器狩りについて知るきっかけになれば幸いです。」

 

A mutilated flag is like a body without organs (臓器の無い体のように、損なわれた旗) ※銅賞

受賞の言葉=vve design studioさん (ブラジル)

「私たちの仕事が認められたことも嬉しいですが、もっと重要なことは、多くの不幸をもたらした問題(中国共産党の臓器狩り)について広めることに貢献できることです。 私たちの仕事は、“シンプルで力強いデザイン、明快で記憶に残るビジュアル、世界中のどこにいても誰にでも理解してもらえるようなデザインを常に求めてきました。「Less is more」という 諺にもあるように。

「ブラジルの遠方からでも、このテーマに衝撃を受けました。 私たちは、この国際犯罪の犠牲者に対する残虐行為を象徴するように、布についた5つの星(中国共産党の旗を表す)をメスで切り取り、折り目や破れた布を切り取りました。」

 

 
 
 
 

※中国語 Youtube:【台灣國際器官移植關懷協會TAICOT】<中国での臓器狩りを制止する>国際ポスターコンテスト 70か国が参加 (台湾での開催された受賞式の様子が見れます。)

 

ホームページ:<中国での臓器狩りを制止する>ポスターコンテスト 2020

https://posteraward.organcare.org/Lang/ja/Poster/Cat/2020/2020Awarded?award=true

【大紀元】臓器強制摘出反対ポスターコンテスト表彰式

https://www.epochtimes.jp/p/2021/02/67879.html