福岡で臓器狩りに焦点を当てたドキュメンタリー映画『国家の臓器』上映会を開催

 SMGネットワークは9月23日、アクロス福岡(福岡市)で、ドキュメンタリー映画『国家の臓器』上映会とトーク会を開催しました。約20名が出席され、参加者「諸悪の根源は中共」などのコメントが寄せられました。 イベントへのご参加に感謝御礼申し上げます。
 

  

 
 
アクロス福岡の会議室で上映会
  SMGネットワークは9月23日、アクロス福岡(福岡市)で、ドキュメンタリー映画『国家の臓器』上映会とトーク会を開催しました。約20名が出席され、参加者からは「諸悪の根源は中共」などのコメントが寄せられました。 イベントへのご参加に感謝御礼申し上げます。
 

 上映した映画『国家の臓器』は、中国共産党が信仰者や少数派をターゲットにした臓器収奪問題にフォーカスを当てた作品で、国際的な映画賞も受賞するドキュメンタリー映画です。アンケートでは、「フィクションだと思ってしまうほどのショッキングな内容だった」や、「悪の根源は中国共産党。中国の人たちもその被害者であるということに思いをはせる」等のコメントをいただきました。

 
 トーク会では、福岡在住の法輪功関係者の中国人女性が、迫害の実態をお話されました。当時の中国共産党党首・江沢民によって迫害政策が全国展開されたこと、友人が実際に拘束され収容施設で採血をされたことなどを語りました。一昨年には、友人は不法な家宅捜索を受け、強制連行されたということです。
 
トーク会の様子
 最後に、イベント運営側からはこの問題のウイグル人関することや、世界の取り組みについて紹介しました。

7月に、新疆ウイグル自治区に臓器移植センター6か所増設を計画があることを、英国デイリーテレグラフ紙(英語)により取り上げられており、ウイグル人に関する臓器収奪についても、継続しているとしか思えない状況です。(日本語記事:大紀元

米議会では今年、中国の臓器収奪に関わるものに制裁を課す法案が2つ可決しています。5月、米下院で強制臓器摘出阻止法(HR1503)と法輪功保護法案(HR.1540)で、制裁には資産凍結、米国入国禁止、経済的制裁、刑事罰などがあります。
 
ウイグル人に関しても、7月米議会において虐殺および責任追及制裁法が提出されており、その中に「新疆ウイグル自治区における強制臓器摘出疑惑に対処するための戦略」という項目が含まれています。
 台湾では、渡航移植での報告義務や、関わった医師の免許剥奪などの罰則があります。韓国では、渡航移植に関する報告義務が規定されています。
 
 いっぽう日本では、この問題に関する法律や非難決議も出されていない状況です。参加者の皆様に啓発活動へのご参加や周知のご協力をお願いしました。

下記は、イベントの最後にご案内した強制臓器摘出に反対する医師団(DAFOH)による、署名用HPです。
※中国での臓器収奪を停止せよ(G7+7か国に提出するための請願書)


 『国家の臓器 ~あの日、私は現場にいた~』(2024カナダ)

・2023年レオアワード 長編ドキュメンタリー部門 最優秀監督賞、最優秀音楽賞
・2025年アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門 公式コンテンダー作品
・2024年ニューヨーク・マンハッタン映画祭 最高人権ドキュメンタリー賞
等他18以上の映画祭で賞を受賞

<概要>
 米国で最も権威ある放送ジャーナリズム賞「ピーボディ賞」受賞のレイモンド・チャン監督が、7年をかけて完成させた衝撃作。中国における臓器収奪問題の最新ドキュメンタリー。

 中国における臓器収奪問題の実態について、法輪功関係者、生体臓器収奪の現場立ち会った元軍医、海外の調査者等の証言を通して、何千人もの無実の人々の命を奪い、今なお続く、政府主導の恐ろしい臓器収奪の現状が明かされていく。

公式サイト
https://stateorgans.com/